国土交通省は9月1日、「住宅リフォーム事業者団体登録制度」をスタートさせ、団体からの申請受付を始めた。住宅リフォーム市場の拡大に伴って総合リフォーム、ハウスメーカー、住設や各種専門工事業を始め、ホームセンター、家電量販、GMSなどの大手小売業に至るまで多様な事業者が参入。技術力や品質、価格など「どの業者を選べばよいか分からない」といった消費者の不安が広がっている背景がある。このため、国が定めた要件を満たしたリフォーム事業者団体を国が登録し、団体に所属する事業者の技術や安全性を担保する仕組みを構築、消費者が安心して業者選択を行えることでリフォーム需要を活性化させる狙いがある。いわばリフォーム事業者の国のお墨付き制度だ。