経済産業省の有識者委員会は、太陽光発電の価格について主に企業が参入する10kw以上については6月まで29円/kwh(▲3円)、7月より27円(▲5円)とし、家庭が中心の10w未満については33円(▲4円)とし、3月中旬に正式決定する。経産省は、昨年12月に太陽光の発電抑制をしやすくする見直し策を決め、これにより全量買い取り原則は崩れており、再生エネの普及は鈍りそうだ。ただし、風力や地熱、バイオマスによる価格は据え置き、普及を目指す。特にバイオマスについては、間伐材などを利用した2,000kw未満の区分を新たに設定し、その価格を40円と高めにし、参入を促すとともに森林資源の有効活用を狙う。DSC_0004