経済産業省の有識者会議は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、2016年度の太陽光発電の買い取り価格を4年連続で引き下げる案を了承しました。会議で示された案では、太陽光発電について、出力10キロワット以上の「事業用」の買い取り価格は現在の27円から24円に、「住宅用」は電力需要が少な い時に発電を抑える装置を付けた場合、35円から33円に引き下げます。発電コストが下がったため、4年連続の引き下げとなりました。一方、導入が進まな い風力や地熱発電などは、今の買い取り価格を維持します。ただし、風力発電は欧州の価格と比べて2倍程度と高いため、案には「中長期的に引き下げるべき」 と付け加えました。

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